今夏から弊社はデマンドプロジェクトチームという小集団活動で省電力に取組んでいます。
まず、本社にデマンドモニターを設置し、デマンドモニターの第1段警報を契約電力51kWの10%カット45kWに設定しました。次に第2段警報を前年度の毎月の最大電力の10%カットに設定し、設定値をオーバーするとパトライトが音と光でデマンド警報を知らせます。同時に空調を切ったり、不必要な照明を切ることを行いました。最初は警報が鳴ると、何をどうしてよいか分からずあたふたしましたが、現在は、まずエアコンのスイッチ切、パソコンのACアダプター外し、不要な照明切とスムーズに出来るようになりました。
また、熊本県の中小企業者温暖化対策補助金を利用して、①経年劣化がみられる空調機の更新4台、②空調機と共用するハイブリッドサーモシステムの輻射式冷暖房システム(エコウィン)2台、③事務所の約半分(122灯)の照明をLED化、④窓ガラスの省エネ遮熱ガラスコートの塗装を計画、実施しました。
これらの計画を実施することで、22,637.8kWh/年の削減を見込んでいます。CO2に換算すると、8.5t-CO2の削減効果になります。補助金交付決定通知書が6月29日付けでありましたので、先に述べた4項目の計画を8月中に終わらせ省電力へ取り組んでいきます。今後、3年間に亘り、事業活動温暖化対策計画書と報告書の提出を行います。自社の省エネ対策として始まったこの取組みが、省電力につながり、地球温暖化防止効果がでれば、プロジェクトチームの活動は成功だと思います。